2007年02月07日
朱に交われば・・・
こんにちは。
今日、梅のお花が咲いているのを見つけました。
梅のお花って素朴でかわいいですよね。
さて、今日は、ちょっと残念なお話です。
以前、探偵社同士の横のつながりはあまりない。と書いたことがあります。
とはいえ、全く無いわけではありません。
探偵社に就職し技術を身につけた後、独立する方などもいます。
喧嘩やトラブルが原因ではないので、友好的な付き合いはあるものです。
世間で言う「大企業」でも、技術提携や情報交換などはしていますよね。
それと同じで、探偵業界も情報交換はしています。
そうすることで、お互いの意識を高められますし、困ったときには助け合ったりするものです。
逆にそれが一切無い探偵社は閉鎖的な会社になってしまうのではないでしょうか?
しかし、良い事もある反面、悲しい現実を知ってしまうこともあります。
独立し、個人で探偵をはじめる場合、
最初に立ちはだかる壁は「問合せ」が来ない。という点です。
「問合せ」が無ければ「調査」がありません。
「調査」が無ければ「売り上げ」が上がりませんね。
じゃぁ、どうしたらいいのか?
某業界団体に入り、下請けとして仕事をする。
FC加盟し、支社として下請けの仕事をする。
これらの業界団体に入るのに「技術力」や「心意気」などは問いません。
もちろん「技術力」があれば「下請け」の仕事は増えます。
仕事を振る「元請け」にあたる探偵社(業界団体の上層クラスの探偵社)は、「出来ない下請け」に頼むよりは「出来る下請け」に頼んだほうが良いからです。
そして、調査の案件によっては、複数の「下請け」が一緒に調査をする事があります。
ここで「探偵としての意識の高い探偵社」が「意識の低い探偵社」へと変わって行ってしまう原因が生まれてきます。
どういうことかと言いますと、
朝8時から夜20時まで3日間の調査としましょう。
「意識の高い探偵社A社」と「意識の低い探偵社B社」が同じ現場で仕事をしたとします。
初日は、お互い探り探りですので、きちんと調査をします。
2日目になると「B社」は手抜きを始めます。
基本的にいつもそうしている為、初日の緊張感はなくなります。
逆に、真面目に調査をする「A社」に対し「適当でいいんだよ」と言います。
3日目、「B社」は当たり前のように手抜き調査をします。
「A社」は戸惑いつつも真面目に調査をします。
真面目にした「A社」も、手抜きをした「B社」も、「元請け」から支払われる報酬は同じです。
同じ現場で同じ時間、同じ日数、仕事をしています。
適当にやっても、一生懸命やっても同じ報酬です。
それを知った時
「な〜んだ適当でいいんじゃないか。」と思ってしまうのです。
下請けが絶対に悪い。とは言いません。
でも「依頼する側の気持ち」を考えたら、絶対そんないいかげんな調査は出来ないはずです。
はじめた頃は、そんなんじゃなかったと思います
「え!あの人はちゃんと仕事をする人だったのに・・・」
事実を知ったときの衝撃は今でも忘れられません。
対象者がほとんど外出しないような張り込みでは、居眠り。パチンコ。買い物。
当たり前だそうです・・・
たとえ仕事が出来る「下請け探偵」でも、
これもある意味「悪徳探偵」だと思います。
目指せ!悪徳撲滅!!
では、今日はこのへんで、ごきげんよう。
今日、梅のお花が咲いているのを見つけました。
梅のお花って素朴でかわいいですよね。
さて、今日は、ちょっと残念なお話です。
以前、探偵社同士の横のつながりはあまりない。と書いたことがあります。
とはいえ、全く無いわけではありません。
探偵社に就職し技術を身につけた後、独立する方などもいます。
喧嘩やトラブルが原因ではないので、友好的な付き合いはあるものです。
世間で言う「大企業」でも、技術提携や情報交換などはしていますよね。
それと同じで、探偵業界も情報交換はしています。
そうすることで、お互いの意識を高められますし、困ったときには助け合ったりするものです。
逆にそれが一切無い探偵社は閉鎖的な会社になってしまうのではないでしょうか?
しかし、良い事もある反面、悲しい現実を知ってしまうこともあります。
独立し、個人で探偵をはじめる場合、
最初に立ちはだかる壁は「問合せ」が来ない。という点です。
「問合せ」が無ければ「調査」がありません。
「調査」が無ければ「売り上げ」が上がりませんね。
じゃぁ、どうしたらいいのか?
某業界団体に入り、下請けとして仕事をする。
FC加盟し、支社として下請けの仕事をする。
これらの業界団体に入るのに「技術力」や「心意気」などは問いません。
もちろん「技術力」があれば「下請け」の仕事は増えます。
仕事を振る「元請け」にあたる探偵社(業界団体の上層クラスの探偵社)は、「出来ない下請け」に頼むよりは「出来る下請け」に頼んだほうが良いからです。
そして、調査の案件によっては、複数の「下請け」が一緒に調査をする事があります。
ここで「探偵としての意識の高い探偵社」が「意識の低い探偵社」へと変わって行ってしまう原因が生まれてきます。
どういうことかと言いますと、
朝8時から夜20時まで3日間の調査としましょう。
「意識の高い探偵社A社」と「意識の低い探偵社B社」が同じ現場で仕事をしたとします。
初日は、お互い探り探りですので、きちんと調査をします。
2日目になると「B社」は手抜きを始めます。
基本的にいつもそうしている為、初日の緊張感はなくなります。
逆に、真面目に調査をする「A社」に対し「適当でいいんだよ」と言います。
3日目、「B社」は当たり前のように手抜き調査をします。
「A社」は戸惑いつつも真面目に調査をします。
真面目にした「A社」も、手抜きをした「B社」も、「元請け」から支払われる報酬は同じです。
同じ現場で同じ時間、同じ日数、仕事をしています。
適当にやっても、一生懸命やっても同じ報酬です。
それを知った時
「な〜んだ適当でいいんじゃないか。」と思ってしまうのです。
下請けが絶対に悪い。とは言いません。
でも「依頼する側の気持ち」を考えたら、絶対そんないいかげんな調査は出来ないはずです。
はじめた頃は、そんなんじゃなかったと思います
「え!あの人はちゃんと仕事をする人だったのに・・・」
事実を知ったときの衝撃は今でも忘れられません。
対象者がほとんど外出しないような張り込みでは、居眠り。パチンコ。買い物。
当たり前だそうです・・・
たとえ仕事が出来る「下請け探偵」でも、
これもある意味「悪徳探偵」だと思います。
目指せ!悪徳撲滅!!
では、今日はこのへんで、ごきげんよう。
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